開業当時の鳥居前電停（昭和３年頃） 現在の城下町長府バス停 　大正１５年１２月長府松原〜壇之浦間（５．４ｋｍ）の電車開通に続き、第２期として昭和３年４月に長府松原〜鳥居前間（０．６ｋｍ）が開通しました。また、昭和７年１０月には鳥居前〜長府駅間（２．７ｋｍ）が完成し一応完工となりました。この写真は昭和３年に鳥居前電停ができたころのものです。写真の建物は電停を兼ねた山電鳥居前営業所で「山電食堂」の看板が見えます。この電停附近の海岸を埋め立てて長府野球場（昭和４年４月）、「西日本の宝塚」と称した長府楽園地（昭和７年）などの娯楽施設が次々と建ち行楽客でにぎわいましたが戦争の激化により昭和１３年に閉鎖されました。

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