乃木神社

大正９年（１９２０）、復元された旧乃木邸 そばに創建されました。 祭神は乃木希典、昭和３７年（１９６２） 五十年式年祭を期に静子夫人を合祀。

乃木夫妻像

昭和３７年（１９６２）、乃木希典五十年祭を記念して建てられました。
希典の甥、長谷川栄作（旧乃木邸内の木像や覚苑寺にある乃木像の作者）
の高弟、竹内不忘の作です。

旧乃木邸

拝殿から左方に向かうと、復元された旧乃木邸があります。 内部に置かれている等身大の木造は１５歳の無人（なきと・希典の幼名）が父希次（５９歳）から朝の訓戒を受けている場面を現しています。（希典の隣は母の寿子・３６歳）

乃木旧邸（長府宮の内町） 　乃木希典は、嘉永二年（一八四九）十一月、長府藩士乃木希次の子として、江戸麻布の長府毛利藩邸に生まれたが、安政五年（一八五八）、十歳のとき父とともに長府の地に帰り、十六歳で萩に従学するまで、私塾集童場において学ぶなど、長府城下で過ごす。 　現在保存されている乃木旧邸は大正三年（１９１４）、乃木記念会がそのゆかりの地に、忠実に復元したもので、家屋の造りは、六畳と三畳の二間、押入、それに二坪の土間という極めて質素な生活をしのばせている。 　また、調度品等も当時を再現したもので、風呂敷包が天井につりあげてあるなど、生活の工夫もみられて興味深い。 　なお、六畳の間に相対して置かれている父、母、そして少年からなる三体の等身大木彫座像は、乃木大将の甥にあたり、明治から大正にかけて活躍した著名な彫刻家長谷川栄作の制作によるもので、乃木少年が、父親から訓話を受けている場面が、見事に表現されている。

宝物館

乃木将軍及び静子夫人の遺品・遺墨・手紙類を多数展示。

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